クエラ(アンミ)

甘くフルーティーで、やや酸味のあるやさしい香り。

アンミという植物をアラビア語で「クエラ」と呼び、その種子から水蒸気蒸留法にて抽出したものが、クエラオイルです。

平滑筋弛緩作用や、冠状血管拡張作用がある成分が含まれており、肝臓や膀胱の結石除去や、喘息に対しても有効とされていますが、アロマテラピーではあまりメジャーではありません。

では、クエラ(アンミ)の心体への効能をみていきましょう。

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心への効能

心への効能 イメージ写真

甘くフルーティーで、やや酸味のあるやさしい香りが、心を落ち着かせ安心感を与えるとされています。

体への効能

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ケリンという成分が含まれており、冠状血管拡張作用がある為、冠状動脈不全に対して効果が期待されています。

また、平滑筋弛緩作用もあり、肝臓や膀胱の結石除去が可能であると、臨床で確認されています。その他、気管支喘息の治療などにも有効とされています。

主な芳香成分

モノテルペンアルコール類 リナロール(15~25%)など。
エステル類 2-メチルブチリック酸イソアミル(10~15%)
イソブチル酸アミル(10~12%)
バレリアン酸アミル(5~10%)など。
その他 ビスナギン、ケリン、etc…

注意事項

  • 精油の一般的な注意事項を守りましょう。

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アンミとはどんな植物?

アンミは地中海沿岸からペルシャ付近原産の多年草です。中欧から西欧に持ち込まれ、アメリカにも帰化しています。

別名で「イトバドクゼリモドキ」とも呼ばれており、アンミの近縁種である「ドクゼリ」(Cicuta virosa L.)に葉が似ていることから、この名がついたと思われます。

アンミの果実は、古くからエジプトで民間薬として、抗痙攣剤として用いられてきた歴史があります。

また、ヨーロッパでは、平滑筋弛緩作用により肝臓や膀胱の結石除去が可能であるとされており、その報告がなされています。

花序の花柄は、ツマヨウジ(爪楊枝)のような形をしており、学名の「visnaga」は、メキシコ移民の言葉で爪楊枝を意味するそうです。

また、英名でも「Tooth-pick(ツマヨウジ)」と呼ばれています。

実際、エジプトでは爪楊枝として利用されており、芳香があるので好まれているそうです。

香りの特徴

香りのグループ ハーブ系
揮発度 ミドルノート
香りの強さ

相性の良い精油

  • ハーブ系
    クラリセージ
  • 柑橘系
    ベルガモット
  • オリエンタル系
    サンダルウッド
  • 樹木系
    ローズウッド

おススメの使用方法

入浴、芳香浴、トリートメント、など。

購入の目安とポイント

5mlで15,000円前後。

クエラの精油は生産者が少ないですが、プラナロムが15,000円前後で販売しています。

データ

学名 Ammi visnaga
英名 Ammi
科名 セリ科
種類 多年草
別名 アンミ
抽出部位 種子
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 モロッコ、エジプト
主な作用 抗菌、抗炎症、抗痙攣、鎮静、鎮痛、結石除去、血圧降下、血管拡張、平滑筋弛緩など。

以上、「クエラ(アンミ)の効能」でした。参考になれば幸いです。