ニンニクのような強い刺激のある香り
アサフェティダは、インド、アフガニスタン、イラン、パキスタン周辺が原産の多年草で、背丈は2~3メートルほどまで生長し、黄緑色の花を咲かせます。
精油はニンニクのような強い香りが特徴的で、決して良い香りではありません。アロマテラピーではあまりメジャーではない精油です。
インドでは古くから香辛料や薬理的用途で利用されており、脳の働きを活性化させるとされています。
では、アサフェティダの心体への効能をみていきましょう。
アサフェティダの効果効能
心への効能
神経疲労やストレスに対して有効とされています。
古くから神経衰弱やヒステリーなど、神経系の不調に対して効果があるとされており、処方されてきた植物です。
体への効能
咳や喘息、気管支炎などの呼吸器系の不調に対して有効とされています。
古くから、咳、喘息、気管支炎などの呼吸器系、便秘、腹部の膨張感などの消化器系に良いとされきた植物です。
禁忌・注意事項
- 妊娠中や授乳中の方、幼児への使用は避けましょう
香りの特徴
香りのグループ | スパイス系 |
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揮発度 | トップノート |
香りの強さ | 強い |
基本データ
学名 | Ferula asa-foetida |
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英名 | Asafetida |
科名 | セリ科 |
種類 | 多年草 |
和名 | アギ(阿魏) |
抽出部位 | 樹脂 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | インド、アフガニスタン、イラン、パキスタンなど。 |
主な作用 | 刺激、去痰、駆風、鎮痙など。 |
以上、「アサフェティダの効能」でした。参考になれば幸いです。