やや甘味のあるフローラル調の香り
リンデンは、樹高30m程の高さのある木で、ヨーロッパでは街路樹としてや、ハーブティーとして馴染み深い樹木です。
古くから、「千の用途をもつ木」としても知られており、ゲルマン民族は、リンデンを民族の象徴として崇めていました。
フランスをはじめヨーロッパでは、リンデンの花は「ティユル」と呼ばれ、リラックス効果による不眠症の改善や、消化不良の改善に役立つハーブティーとして親しまれています。
ローズ・アブソリュートと同様、貴重で高価な精油となります。
では、リンデンの心体への効能をみていきましょう。
リンデンの効果効能
心への効能
リンデンの精油はハーブティーと同様、リラックス効果に優れており、不眠症の改善に有効とされています。
不安や緊張、ストレスなどで眠れないときや、安眠したいときにオススメです。
体への効能
消化不良などの消化器系の不調に役立つとされています。また、発汗作用があり、熱を伴う風邪にも有効です。
鎮静作用があり、頭痛や偏頭痛の痛みの緩和にも役立つとされています。
主な芳香成分
セスキテルペンアルコール類 | ファルネソール |
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モノテルペンアルコール類 | ゲラニオール |
注意事項
- 妊娠中や授乳中の方は、使用を避けましょう。
香りの特徴
香りのグループ | ハーブ系 |
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揮発度 | トップノート |
香りの強さ | 中ぐらい |
相性の良い精油
おススメの使用方法
入浴、芳香浴、トリートメント、など。
基本データ
学名 | Tilia vulgaris / Tilia europaea |
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英名 | Linden |
科名 | シナノキ科 |
種類 | 落葉高木 |
別名 | セイヨウシナノキシ、西洋ボダイジュ、ライムツリー、ライムブロッサム |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 揮発性有機溶剤抽出法(アブソリュート) |
主な産地 | フランス |
主な作用 | 鎮静、発汗、駆風 |
以上、「リンデンの効能」でした。参考になれば幸いです。