ローズマリー・ベルベノン

スーっとした清潔感のあるフレッシュな香り♪

地中海沿岸地域に成育するローズマリー。

学名のRosmarinusは、ラテン語で「海のしずく」を意味する言葉であり、海のように綺麗な青色の花を咲かせることから、この名が付けられたと言います。

現在では、肌を若返えらせる効果があるとして、スキンケアによく用いられていますが、ローズマリーの歴史を振り返れば、スキンケアに向いていることが分かる有名なエピソードがあります。

それは、中世ヨーロッパのハンガリー王紀エリザベートが愛用した「ハンガリアンウォーター(ハンガリー王紀の水)」のお話です。

ハンガリー王紀エリザベートが高齢で手足が痛む病気になり、痛み止めに使ったところ、病気がよくなっただけでなく、みるみる若返りました。

そして、70年代の王紀に、隣国の王子がプロポーズをしたといいます。

このことから、ハンガリアンウォーターは「若返りの水」として、今に伝えられています。

ローズマリーは、栽培された地域によって、香りや成分が異なる3種類のケモタイプに分類されます。モロッコ産はローズマリー・シネオール。コルシカ島はローズマリー・ベルベノン。フランス産はローズマリー・カンファーです。

では、ローズマリー・ベルベノンの心体への効能をみていきましょう。 

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心への効能

心への効能 イメージ写真

精神疲労などで乱れた心を、安定させる効果が期待できます。

イライラや不安で、心が傷つきやすくなり、意識を集中させることが困難なときや、自信や目的を見失ってしまい、意欲が湧かないときなどに有効です。

体への効能

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肝臓や胆のうの機能を調整する作用があり、肥満や糖尿病、動脈硬化、高コレストロールなどの生活習慣病の予防に役立ちます。

また、ケトン類のベルベノンという成分が含まれており、肝機能の調整、胆汁分泌、脂肪溶解、代謝促進などの作用が、他のローズマリより優れています。

うっ滞除去作用もあるので、むくみや静脈、冷え性の改善にも有効です。

肌への効能

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皮膚を清浄にし皮膚組織の再生する作用、代謝促進作用があり、肌のハリの回復、シワの予防、ニキビやあかぎれの症状緩和などに有効です。

脂性肌を改善するので、ふけや脱毛の予防にも使われています。

主な芳香成分

モノテルペン炭化水素類 α-ピネン(20~30%)
カンフェン(5~10%)
ケトン類 ベルベノン(5~20%)
カンファー(~5%)
オキサイド(酸化物)類 1,8-シネオール(5~15%)

成分として、強肝作用に優れています。

注意事項

  • 高濃度で使用すると、肌への刺激があるので、敏感肌の方は注意が必要です。
  • 妊娠中、授乳中、乳幼児、てんかんの方は、使用を避けましょう。

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香りの特徴

香りのグループ ハーブ系
揮発度 ミドルノート
香りの強さ 中~強い

相性の良い精油

おススメの使用方法

入浴、芳香浴、ヘアケア、トリートメント、スキンケアなど。

購入の目安とポイント

10mlで4,000円~5,000円。

他のローズマリーと比べて価格がやや高めだが、様々な用途に利用できる便利な精油です。ケモタイプ(化学種)があるので、成分などよく確認して購入しましょう。

データ

学名 Rosmarinus officinalis
英名 Rosemary verbenone
科名 シソ科
抽出部位 花と葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 スペイン、フランスなど。

以上、「ローズマリー・ベルベノンの効能」でした。参考になれば幸いです。