食品に賞味期限があるように、精油にも使用期限があります。

精油は100%天然であり防腐剤などが入っていないため、時間が経過すると劣化していきます。

劣化すると変な香りになったり、有害なものがでてきたりするので、使用期限は守りましょう。

未開封の場合の使用期限

未開封の場合は、製造から5年が使用期限となります。

メーカーにもよりますが、精油の箱やビンに製造年月日が記載されています。

購入する際は、確認するようにしましょう。

開封後の使用期限

開封後は酸化が進むので、基本的に1年以内に使い切ります。

オレンジ・スイートやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘系は酸化が早いので、開封後半年以内に使い切るようにしましょう。

逆に、精油の中にはワインのように寝かせておくと香りが良くなるものもあります。

サンダルウッド、フランキンセンス、パチュリなどが、それにあたります。

これらの精油は3年程持ちますが、劣化していきますので、3年以内に使い切るようにしましょう。

劣化を防ぐためのポイント

劣化を防ぐためにも、まずは3ml、5mlなどの少量からの購入がおすすめです。

また、開封した日付をビンに書いておくと分かりやすいです。

開封後はフタをしっかりと占めて、直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所で保管しましょう。

保管方法次第で品質をより長く保つことが出来ます。

以上、「精油の未開封と開封後の使用期限は?」でした。