マジパンに似た独特な、むせるような香り
アロマでアーモンドと言えば、キャリアオイルのスイート・アーモンドオイルが有名ですが、アロマオイルの方ではビターアーモンドオイルというものがあります。
ただ、現在アロマテラピーでは使用されておらず、主に食品やお菓子のフレーバーとして利用されています。
アーモンドの木はスイートとビターの2種類があります。
スイートおよびビターのアーモンドナッツを圧搾したものがスイートアーモンドオイルで、精油が抽出されるのはビターのみです。
精油は、生産の過程にて毒性のある青酸が発生し、除去してから出荷されています。ちなみに、スイートアーモンドオイルには青酸はいっさい含まれていません。
ビターアーモンドは、古くから抗菌や防腐作用があることから、防腐剤として使用されていた歴史があります。
心体への効能
抗菌、抗真菌、抗ウイルス、防腐、麻酔作用などがあるとされていますが、前述したように、現在、アロマテラピーでは使用されていません。
主に食品やお菓子などのフレーバーとして利用されています。
主な芳香成分
アルデヒド類 | ベンズアルデヒド(95%以上) |
---|
禁忌・注意事項
- 使用実績はないが、皮膚刺激が非常に強い為、注意が必要です。
香りの特徴
香りのグループ | スパイス系 |
---|---|
揮発度 | ミドルノート |
香りの強さ |
おススメの使用方法
主に食品やお菓子などのフレーバーとして利用されています。
基本データ
学名 | Prunus amygdalus Batsch var. amara |
---|---|
英名 | Bitter almond |
科名 | バラ科 |
抽出部位 | 種子(仁) |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | フランス、アメリカ、イタリア、スペイン |
主な作用 | 抗菌、抗真菌、抗ウイルス、防腐、麻酔など。 |
以上、「ビターアーモンドの効能」でした。参考になれば幸いです。