
樹木系とジャコウのような香り
コスタスは、インドが原産の多年草で、高さは1~2mほどまで生長する大型の植物です。インドや中国などで栽培されており、精油は主にインドで生産されています。
精油が抽出されているのは根の部分で、芳香成分が含まれています。
アロマテラピーではあまり馴染みのない精油です。芳香に残留性が強いこともあって、香水や化粧品の揮発保留剤として使われることがあります。
漢方では、胃腸薬や健胃薬として、嘔吐、下痢、腹痛などに用いられます。
では、コスタスの心体への効能をみていきましょう。
コスタスの効果効能
心への効能

文献には、神経疲労、衰弱、ストレス症状に対して有効とされています。
仕事で疲れているときやストレスがたまっているときなどに効果が期待できるかもしれません。
体への効能

喘息、気管支炎、痙攣を伴う咳など、呼吸器系の不調や、消化不良や腹部の膨張感などの消化器系の不調に対しても有効とされています。
古くからインドや中国では、根が呼吸器系や消化器系の不調に使われていたようです。
主な芳香成分
| セスキテルペンラクトン類 | コスツノリド 、デヒドロコスタスラクトン |
|---|---|
| セスキテルペン類 | カリオフィレン、セリネン |
| セスキテルペンアルコール類 | コストール |
禁忌・注意事項
- 妊娠中や授乳中の方、乳幼児への使用は避けましょう。
- 人によっては感作作用を及ぼす可能性がある為、注意が必要です。
香りの特徴
| 香りのグループ | |
|---|---|
| 揮発度 | ベースノート |
| 香りの強さ |
相性の良い精油
おススメの使用方法
芳香浴など。
基本データ
| 学名 | Sassuriea costus |
|---|---|
| 英名 | Costus |
| 科名 | キク科 トウヒレン属 |
| 種類 | 多年草 |
| 抽出部位 | 根茎 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 and 溶剤抽出法 |
| 主な産地 | インド |
| 主な作用 | 去痰、抗菌、抗ウイルス、消化、健胃、解熱、血圧降下、刺激、鎮痙など。 |
以上、「コスタスの効能」でした。参考になれば幸いです。