精油は芳香成分が凝縮されており、その力はかなり強力です。

新生児や幼児、子供へアロマオイルを使用する際は、十分に注意しなければなりません。

特に新生児や幼児は使用できる精油が限られており、また、使用方法や濃度も注意が必要です。

このページでは、赤ちゃんや子供に使用できるアロマオイルや使用方法、注意事項等をご紹介させていただきます。

生後0ヶ月~1歳未満

原則としてアロマオイルの使用は禁止

生後0ヶ月~1歳未満の赤ちゃんは、原則としてアロマオイルの使用は禁止です。

生後の赤ちゃんは目が見えにくく、臭覚によって母乳を臭いを嗅ぎ分けて飲むと言われています。

言わば、人間が生きるための動物的本能です。その臭覚は、大人よりも発達しているそうです。

アロマオイルの臭いがすると、ママや母乳の臭いを嗅ぎ分けきらずに、赤ちゃんが不安になるケースがあると言われいます。

また、精油は植物の芳香成分が凝縮されており、その力はとても強力です。

したがって、原則として生後0ヶ月~1歳未満の赤ちゃんへの使用は避けましょう

どうしても使用したい場合

赤ちゃんの臭覚は、生後6ヶ月後あたりから大人と同じレベルになります。

1歳未満は原則としては使用禁止ですが、文献により「ラベンダーとカモミール・ローマンは使用可能」と書かれているものもあります。

どうしても使用したい場合は、生後6ヵ月後あたりからラベンダーとカモミール・ローマンだけに留めておきましょう。

使用方法は芳香浴のみです。ディフューザーなどは避け、お湯に1摘垂らすなどして、様子をみながら使用するといった方法が有効です。

1~3歳未満

1~3歳の幼児は、芳香浴のみ使用できます。

お湯に1摘垂らすなどして、様子をみながら使用しましょう。

ラベンダーとカモミール・ローマンに加えて、ティートリーも使用可能です。

3~8歳未満

芳香浴に加えて、トリートメントもできるようになります。

キャリアオイルで希釈する歳には、濃度を大人の半分にして様子を見ましょう。

おすすめは、キャリアオイルの基本ともいえるホホバオイルです。

使用できる精油は、ラベンダーとカモミール・ローマン、ティートリーのみです。

8歳~14歳

大人と同様に精油を使用することは出来ますが、精油の量や濃度は、大人の半分にしましょう。

以上、赤ちゃんや子供に使用できるアロマオイルでした。