精油の芳香成分は、様々な薬理的作用を持っています。

抗菌作用や抗真菌作用、鎮静作用など、聞きなれない専門的な用語がいっぱい出てきます。

このページでは、精油がもっている主な薬理作用と、その意味をご紹介させていただきます。

ア行

うっ滞除去作用 滞った血液やリンパ液の流れを促す作用
エモリエント(皮膚軟化)作用 皮膚をやわらかくする作用

カ行

緩下(かんげ)作用 大腸の働きを活発にして、排便を促す作用
強肝作用 肝臓の働きを強くする作用
強壮作用 心身(体の様々な機能)を元気にする作用
去痰(きょたん)作用 痰を出しやすくする作用
血圧上昇作用 血圧を上げる作用
血圧降下作用 血圧を下げる作用
血行促進作用 血液の流れを促す作用
解熱(げねつ)作用 高くなった体温を下げる作用
健胃(けんい)作用 胃の不調を改善し、働きをよくする作用
駆風(くふう)作用 腸にたまったガスの排出を促す作用
抗アレルギー作用 アレルギー症状をやわらげる作用
抗ウイルス作用 ウイルスが増えるのを抑える作用
抗うつ作用 抑うつをやわらげて気分を明るくする作用
抗炎症作用 炎症を鎮める作用
抗カタル作用 体内の過剰な粘膜を溶かし、排出を促す作用
抗菌作用 菌の増殖を抑える作用

サ行

催淫(さいいん)作用 性欲を高める作用
細胞成長促進作用 皮膚細胞の成長を促す作用
殺菌作用 細菌を殺す作用
殺真菌作用 真菌の増殖を抑え、死滅させる作用
殺虫作用 虫を殺す作用
子宮強壮作用 子宮の働きを強くする作用
刺激作用 心身の働きを刺激して高める作用
止血作用 出血を止める作用
消化促進作用 胃腸の消化を促進する作用
止痒(しよう)作用 かゆみを止める作用
浄血作用 血液を浄化する作用
食欲増進作用 食欲を増進させる作用
収れん作用 皮膚を引き締める作用
神経強壮作用 神経を刺激して強化し、活力を与える作用
制汗(せいかん)作用 汗の分泌を抑える作用

タ行

鎮咳(ちんがい)作用 咳を鎮める作用
鎮痙(ちんけい)作用 筋肉の痙れんを抑える作用
鎮静(ちんせい)作用 高まった気分をリラックスさせる作用
鎮痛(ちんつう)作用 痛みをやわらげる作用
通経(つうけい)作用 生理周期を正常化して、生理を促す作用
デオドラント作用 体臭や汗の臭いを防いだり、取り除いたりする作用

ハ行

発汗(はっかん)作用 汗の分泌を促す作用
瘢痕形成(はんこんけいせい)作用 傷や潰瘍、やけどなどが治ったあとの瘢痕組織ができるのを促す作用
防虫作用 虫を寄せ付けない作用
ホルモン調整作用 ホルモンの分泌を調節する作用

マ行

免疫賦活(めんえきふかつ)作用 免疫力を高める作用

ヤ行

癒傷(ゆしょう)作用 傷の治りを早める作用

ラ行

利尿(りにょう)作用 尿の排泄(はいせつ)を促進する作用

以上、「の効能」でした。参考になれば幸いです。