胎児の成長と共に、お母さんのお腹や太ももが大きくなり、皮膚に亀裂が入って線のようになってしまう妊娠線。

妊娠線は、一度出来てしまうと消すのが難しいと言われていますので、予め予防をしておきましょう。

妊娠線の予防には、ローションやクリーム、オイルでのトリートメント(マッサージ)が有効とされていますが、研究により一番効果的なのはオイルだと分かってきました。

キャリアオイルだけでも十分ですが、アロマオイルをブレンドさせることによって、相乗効果が得られます。

妊娠線ができやすい理由は、様々な要因がありますが、一番は肌の乾燥と、肌に柔軟性が無いことです。

精油を選ぶ際には、肌の保湿力を高める精油や、肌を柔らかくする精油を選ぶと、より効果的です。ネロリは高価な精油ですが、妊娠線予防の商品に使われたりしています。

以下では、妊娠線の予防に効果的なアロマオイルと、使用する際の注意事項をご紹介させていただきます。

カモミール・ローマン フローラル系

カモミール・ローマン

初心者向き

青リンゴのような甘い香りで、心をリラックス♪
:精神的なダメージがあるときに。
:頭痛、腹痛、歯痛など、様々な痛みに。
:じんましんやアトピーなどアレルギー性のトラブルに。

ネロリ フローラル系

ネロリ

初心者向き

甘さと苦味をもつビターオレンジの花の香り♪
:ストレスなどで疲れた心に。
:ストレスによる体調不良の改善に。
:シミやシワ、そばかす、タルミなどに。(新陳代謝を促進)

フランキンセンス 樹脂系

フランキンセンス

初心者向き

かすかにレモンの香りがある澄んだ香り♪
:心と呼吸を落ち着かせたいときに。
:気管支炎や喘息の改善に。
:シワやたるみ、乾燥肌、老化肌、あかぎれの改善に。

マンダリン 柑橘系

マンダリン

中級者向き

フルーティーな強くて甘い香り♪
:リラックスしたいときに。
:ストレス性による食欲不振のときに。
:妊娠線の予防や、肌を滑らかにする効果。

ローズウッド 樹木系

初心者向き

バラに似た甘さに、ややスパイシーなウッディー調の香り
:精神的に疲れた心に活力を。
:免疫力強化、風邪の予防、頭痛や偏頭痛に。
:肌を若返らせる効果で、スキンケアに。

禁忌・注意事項

  • 妊娠初期は使用を避け、20週目あたりからトリートメント(マッサージ)を行いましょう。
  • キャリアオイルとのブレンドする濃度は、0.5%~1%以内にしましょう。
  • 使用する前には、かならずパッチテストを行いましょう。
  • お腹が張っている場合は、切迫流産や早産を引き起こす可能性があるので、使用を避けましょう。
  • 医師や助産師、アロマセラピストに相談の上、行うことがベストです。

以上、「妊娠線の予防に効果的な精油5種類」でした。