アイロンや料理などで軽いやけどを負った場合には、抗菌、抗炎症、鎮痛作用のある精油でケアすると、症状が軽くなり、傷あとも残りにくくなります。

特にオススメの精油は、ラベンダーです。

アロマテラピーという造語を生んだ、フランス人の「モーリス・ガッドフォセ(1881年~1950年)」は、実験中にやけどを負い、ラベンダーの精油を塗布したところ、驚くほど綺麗に回復したといいます。

ケアの方法としては、まずは患部を冷水で冷やします。

そして、洗面器に冷水を入れて精油を落とし、そこにハンカチやタオルなどを入れて絞り、患部に当てるといった冷湿布の方法があります。

もしくは、患部に直接原液を1滴塗るといった方法もありますが、ラベンダーやティートリーのみにとどめておきましょう。

使用量に注意が必要であり、綿棒に精油を染み込ませて塗ると、塗りやすいです。

上記の方法は、軽いやけどの場合に限ります。ひどい場合には、皮膚科を受診しましょう。

以下は、やけどに有効な精油をご紹介させていただきます。

メインの精油

ラベンダー フローラル系

ラベンダー

初心者向き

さわやかでフローラルな香り♪

やけどと言えば、やはりラベンダー。やけどの応急処置などに適している精油です。

ティートリー 樹木系

ティートリー

初心者向き

シャープで清潔感のある香り。花粉症対策に。

抗菌、抗真菌作用に優れており、傷の緩和に有効です。また、抗炎症作用もある為、日焼けなどの肌の炎症にも効果的です。

サブの精油

カモミール・ジャーマン フローラル系

カモミール・ジャーマン

初心者向き

フルーティーな香りで、ハーブティーてもお馴染み。

優れた抗炎症作用があり、皮膚の炎症やかゆみに有効で、皮膚の再生を促す働きがあります。

ペパーミント ハーブ系

ペパーミント

初心者向き

スッキリとしたミントの香りでリフレッシュ♪

軽い麻酔作用や冷却作用があり、肌のかゆみを鎮める効果が期待できます。日焼けした肌に有効です。

以上、「やけどに効果が期待できるアロマオイル