ジャコウと花を組み合わせたような香り
原産地がインドで、1.5mほどの常緑低木であるアンブレットシード。
種子にはジャコウのような香りがあり、香水のジャコウの香りづけや代用品として利用されています。
アンブレットシードは世界各地であらゆる用途で活用されており、中国医学では頭痛に、エジプトでは口臭予防としてや、牛乳と混ぜた乳液がかゆみ止めにも使われています。
また、薬草学や民族的伝統では、消化不良、神経性の消化不良、痙攣の緩和に使われています。
その他、食品としても利用されており、アジアではスパイスとしてや、アラブではコーヒーと混ぜて飲む習慣があると言います。
また、酒類やソフトドリンク、お菓子などの食品の香りづけにも利用されています。
では、アンブレッドシードの心体への効能をみていきましょう。
アンブレッドシードの効果効能
心への効能
不安や緊張、うつ、ストレスなどの負の感情の緩和に役立つとされています。
また、催淫作用、刺激作用があり、性欲を高める働きがあるとされています。
体への効能
筋肉痛や痙攣を緩和に役立つとされています。
また、体の疲労、循環不全に対しても有効とされています。
肌への効能
抗炎症作用があり、皮膚の炎症に効果が期待できます。
主な芳香成分
エステル類 | 酢酸ファネシル(50~60%) |
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その他 | アンブレッドライト(5~15%) ファネソール(~10%) パルミチン酸(微量) |
禁忌・注意事項
- 特にありません。
香りの特徴
香りのグループ | オリエンタル系 |
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揮発度 | ミドル~ベースノート |
香りの強さ |
相性の良い精油
おススメの使用方法
芳香浴など。
購入の目安とポイント
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基本データ
学名 | Abelmoschus moschatus |
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英名 | Ambrette seed |
科名 | アオイ科 |
種類 | 常緑低木 |
別名 | ムスクシード |
抽出部位 | 種子 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | エクアドル、フランス、中国、アフリカ、インドネシア |
主な作用 | 鎮痙、鎮静、健胃、駆風、抗炎症、防虫、催淫、刺激 |
以上、「アンブレッドシードの効能」でした。参考になれば幸いです。