オイゲノールとは、精油に含まれる芳香成分の一つで、C10H12O2の分子式を持つ、フェノール類に分類されます。
オイゲノールには、主に以下の作用があります。
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
- 鎮痛作用
- 防虫作用
- 免疫賦活作用
- 鎮痙作用
- 抗ヒスタミン作用
抗菌作用や抗ウイルス作用が強いのが特徴で、風邪の予防などに効果を発揮します。
また、防虫効果もあり、特にゴキブリが嫌う香りだといわれています。
ただ、フェノール類は皮膚刺激や肝毒性があるため、使用量など注意が必要です。
以下は、オイゲノールを含む精油をご紹介させていただきます。
成分の含有量が多い順に掲載しています。
精油名 | 含有量 |
---|---|
クローブ | 75~85% |
オイゲノール | 70~80% |
バジル・リナロール | 5~10% |
ローズ | 微量 |
ローズオットー | 微量 |
以上、「オイゲノールを含む精油」でした。