ゲラニオールとは、精油に含まれる芳香成分の一つで、C10H18Oの分子式を持つ、モノテルペンアルコール類に分類されます。

研究によりゼラニウムから発見されてた成分で、バラに似た香りを持っています。

ゲラニオールには、主に以下の作用があります。

  • 抗菌
  • 抗真菌
  • 防虫作用
  • 収れん作用
  • 抗うつ作用

収れん作用もあり、皮膚を柔らかくする効果や、皮膚の弾力を回復する効果が期待できます。

防虫作用に関しは、特に蚊が嫌う香りだと言われています。

以下は、ゲラニオールを含む精油をご紹介させていただきます。
成分の含有量が多い順に掲載しています。

精油名 含有量
パルマローザ 75~85%
シトロネラ 15~25%
ゼラニウム 10~20%
ローズオットー 10~20%
ローズ 5~10%
レモングラス ~5%
ネロリ 微量
マートル 微量

以上、「ゲラニオールを含む精油」でした。