バジル・リナロール

心地よい甘さのあるスパイシーな香り♪

イタリア料理によく使われることでお馴染みのバジル・リナロール。

中国では古くから漢方薬として利用されており、インドのアーユルヴェーダ医学でも利用されていました。

日本に入ってきたのは江戸時代のことで、中国から漢方薬として渡来してきました。

和名は「メボウキ」と言い、目のゴミ取りに使われたことから、この名前が命名されたとのことです。

では、バジル・リナロールの心体への効能をみていきましょう。

心への効能

心への効果・効能
自律神経の調整、抗うつ作用などにより、ストレスや不安、緊張などで疲れた心を解放する効果が期待できます。

また、スパイシーな香りが集中力をアップする効果も期待できます。

体への効能

体への効果・効能
鎮痙作用と消化促進作用が強いことで知られています。ストレスから来る頭痛などに効果を発揮します。

肌への効能

肌への効果・効能
殺菌、消毒作用などにより、ニキビの症状を緩和する効果が期待できます。

主な芳香成分

モノテルペンアルコール類 リナロール(50~55%)
フェノールエーテル類 メチルチャビコール
フェノール類 オイゲノール(5~10%)
オキサイド類 1,8-シネオール(5~10%)

メチルチャビコールには強い鎮痙作用があります。

禁忌・注意事項

  • 皮膚刺激を感じることがありますので、敏感肌の方は注意しましょう。
  • 妊娠中や授乳中の方、乳幼児への使用を避けましょう。



香りの特徴

香りのグループ ハーブ系
揮発度 トップノート
香りの強さ 中~強い

バジルと相性の良い精油

相性の良い精油

「相性の良い精油」については、アロマテラピーの専門書を数冊読んでみると分かりますが、人それぞれ感じ方や意見に違いがあります。

そこで、ここでは客観的に判断できるように、5冊の専門書を調べてまとめたものをご紹介させていただきます。

見方として、1冊の専門書で「〇〇の精油と相性がよい」と紹介されている場合は「1点」を、2冊で紹介されている場合は「2点」を、と点数をつけています。

点数が高ければ高いほど信頼性が高く「相性の良い精油」だと客観的に判断できます。

柑橘系
フローラル系
ハーブ系
樹木系

バジルと相性のよい精油で代表的なものは、柑橘系のレモン、フローラル系のゼラニウム、ネロリ、ハーブ系のクラリセージ、ペパーミント、ローズマリーなどがあります。

レモン、ペパーミント、ローズマリーは集中力アップに、ゼラニウム、クラリセージは月経痛に、ネロリはストレスに有効とされています。

香りが強いため、ブレンドする際は少しづつ加えていきましょう。

基本的に柑橘系、フローラル系、ハーブ系の香りのグループの精油と相性がよいです。

おススメの使用方法

入浴、芳香浴、ヘアケア、トリートメント、スキンケアなど。

おススメの精油ブランドは?

精油ブランドは数多くありますが、初心者の方には「生活の木」がおススメです。

なぜなら、

  1. 品質に信頼がおけるブランドだから
  2. 1mlや3mlのお試し用サイズがあるから

といった理由があるからです。

生活の木では、世界51カ国の農園からハーブ・精油などを直輸入し、アロマテラピー関連商品などの製造・販売を行っています。
信頼につながるポイントとしては、

  • 内閣府認定の公益社団法人「AEAJ(日本アロマ環境協会)」認定の精油ブランド。
  • 精油には品質保持期限の表示や、成分分析表の添付あり。
  • 1990年から精油を販売開始し、現在全国に120の直営店あり。

などがあります。日本を代表する精油ブランドです。

そして一番嬉しいところが、1mlや3mlなどのお試し用サイズがあり、少量から低価格にて購入することができるところです!

公式通販サイトもありますが、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonの方が価格が安いケースが多く、さらにポイント還元率が高いため、お得です。

データ

学名 Ocimum basilicum
英名 Basil linalool
科名 シソ科メボウキ属
種類 一年草
別名 スイートバジル
和名 メボウキ(目箒)
抽出部位 花と葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 エジプト、フランスなど。

以上、「バジル・リナロールの効能」でした。参考になれば幸いです。