ジンジャーの様で、甘くスパイシーな爽やかな香り
ガランガルは、アロマテラピーではあまり馴染みの無いマニアックな精油です。根茎がジンジャーによく似ており、スパイスやカレーなどの料理に使用されています。
また、薬理的作用もあり、消化不良や腹部の膨張間、仙痛、吐き気、嘔吐などの治療に有効とされています。
原産地はインドと言われており、現在インドからマレーシア熱帯地域で栽培されている多年草で、背丈は1m程までに育ちます。
では、ガランガルの心体への効能をみていきましょう。
ガランガルの効果効能
体への効能
消化不良に対して効果が期待されています。また、文献により関節炎やリウマチ、糖尿病、気管支カタルなどに対しても有効とされています。
主な芳香成分
オキシド(酸化物)類類 | 1,8シネオール(55~60%) |
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エステル類 | 酢酸ゲラニル(10~15%)、 酢酸 シトロネリル(~5%) |
その他 | β-ピネン、α-ピネン、オイゲノール、カンフェンなど。 |
注意事項
- 妊娠中や授乳中の方は、使用を避けましょう。
香りの特徴
香りのグループ | スパイス系 |
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揮発度 | ミドルノート |
香りの強さ | 強い |
相性の良い精油
- ハーブ系
ローズマリー - 柑橘系
柑橘系全般 - フローラル系
ゼラニウム - オリエンタル系
イランイラン、パチュリ - 樹脂系
フランキンセンス - スパイス系
コリアンダー、シナモン、ブラックペッパー - 樹木系
サイプレス、シダーウッド、パイン
基本データ
学名 | Alpinia galanga |
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英名 | Galangal |
科名 | ショウガ科 |
種類 | 多年草 |
別名 | シャムジンジャー |
抽出部位 | 根茎 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | 中国、マレーシア、インドネシア、タイなど。 |
主な作用 | 健胃、刺激、抗炎症、防腐、催淫、強壮、覚醒など。 |
以上、「ガランガルの効能」でした。参考になれば幸いです。