カボスの爽やかな香り
カボスと言えば、日本人には「ユズ」や「スダチ」とともに馴染みのある柑橘類です。
大分県の特産品で、日本の生産数の9割が大分県で生産されており、他は宮崎県などで生産されています。
大分県には、樹齢200~300年の古木が存在しますが、1695年の江戸時代に、医師の河野宗弦が、京都から種子を大分に持ち帰り、栽培し始めたと言われています。
精油は、熟す前の深緑色の内に収穫し、採油れています。
では、カボスの心体への効能をみていきましょう。
カボスの効果効能
心への効能
ピネンやリモネンという成分が含まれており、リラックス効果が期待できます。
カボスのさわやかな香りが、怒りやイライラ、ストレスなどで、高ぶった神経を落ち着かせるのに役立ちます。
体への効能
ピネンやリモネンには、血行を促進させる働きがあるため、冷え性の予防・改善にも有効です。消化促進にも役立ちます。
また、新陳代謝を活発化させ、疲労回復に効果的だと言われています。
主な芳香成分
モノテルペン炭化水素類 | リモネン、γ-テルピネン、α-ピネン、β-ファルネセン、β-カリオフィレン |
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モノテルペンアルコール類 | ゲラニオール |
注意事項
- 妊娠中や授乳中の方は、使用を避けましょう。
香りの特徴
香りのグループ | 柑橘系 |
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揮発度 | トップノート |
香りの強さ | 中ぐらい |
相性の良い精油
おススメの使用方法
入浴、芳香浴
購入の目安とポイント
10mlで3,500円~4,500円。
基本データ
学名 | Citrus sphaerocarpa |
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英名 | Kabosu |
科名 | ミカン科 ミカン属 |
別名 | かぼすゆ(香母酢油) |
種類 | 常緑高木 |
抽出部位 | 果皮 |
抽出方法 | 圧搾法 |
主な産地 | 日本(大分県) |
主な作用 | 抗菌、抗炎症、消化促進 |
以上、「カボスの効能」でした。参考になれば幸いです。