さわやかでフローラルな香り♪
安眠効果があることで知られるラベンダー。
他の精油となじみやすく、アロマテラピーでよく使われる精油の一つです。
ラベンダーには色々な種類があり、精油として利用されているのは、スパイク・ラベンダー、ラバンジン、フレンチラベンダーの3種類です。
ラベンダーは、これらの種類と区別するために「真正ラベンダー」とも呼ばれています。
かつて、古代ローマでは、傷の手当にラベンダーを浴槽に入れて沐浴していたといいます。
では、ラベンダーの心体への効能をみていきましょう。
ラベンダーの効果効能
心への効能
自律神経のバランスを調整する働きがあり、ストレスや怒りを感じている心や、不安や心配を抱えた心を癒し、深くリラックスさせる効果があります。
また、安眠効果があることでも有名で、就寝前にもよく利用されている精油です。
体への効能
鎮痛作用があり、頭痛や筋肉痛、胃痛、月経痛などの体のあらゆる痛みを緩和する効果が期待できます。
また、免疫力強化の作用もあり、感染症などの予防に役立ちます。
肌への効能
抗炎症、鎮痛、消毒作用などにより、軽い火傷の応急手当に効果があり、痛みが治まり、傷跡が残りにくく回復します。また、ニキビや傷などを早く治す効果があります。
スキンケアやヘアケアにもよく使われており、全ての肌質に使用できます。
抗真菌作用もあるので、水虫などにも有効です。
主な芳香成分
モノテルペンアルコール類 | リナロール(30~40%) テルピネン-4-オール(~5%) |
---|---|
エステル類 | 酢酸リナリル(35~40%) |
モノテルペン炭化水素類 | β-オシメン(~10%) |
主要成分はリナロールと酢酸リナリルで、作用としては、鎮静、鎮痛、抗炎症作用があります。
注意事項
- 妊娠初期は、使用を避けましょう。(神経毒性のあるモノテルペンアルコール類のボルネオールや、ケトン類のカンファーを含むため)
- 毛通圧降下作用があるため、低血圧の方は注意が必要です。(血圧降下作用や鎮静作用のあるエステル類、モノテルペンアルコール類を含むため)
香りの特徴
香りのグループ | フローラル系 |
---|---|
揮発度 | ミドルノート |
香りの強さ | 中ぐらい |
ブレンドファクター | 7 |
ラベンダーと相性の良い精油
「相性の良い精油」については、アロマテラピーの専門書を数冊読んでみると分かりますが、人それぞれ感じ方や意見に違いがあります。
そこで、ここでは客観的に判断できるように、5冊の専門書を調べてまとめたものをご紹介させていただきます。
見方として、1冊の専門書で「〇〇の精油と相性がよい」と紹介されている場合は「1点」を、2冊で紹介されている場合は「2点」を、と点数をつけています。
点数が高ければ高いほど信頼性が高く「相性の良い精油」だと客観的に判断できます。
では、見ていきましょう。
フローラル系 |
|
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柑橘系 | |
樹木系 | |
オリエンタル系 | |
ハーブ系 | |
樹脂系 |
ラベンダーは香りのバランスがよくなりやすい精油であり、相性の良い精油は数多く存在します。
代表的なものを上げると、フローラル系のカモミールローマンや柑橘系のオレンジスイートとのブレンドは、安眠におすすめです。
また、オリエンタル系のイランイランとのブレンドはリラックスしたいときにおススメです。
おススメの使用方法
入浴、芳香浴、ヘアケア、トリートメント、スキンケアなど。
おススメの精油ブランドは?
精油ブランドは数多くありますが、初心者の方には「生活の木」がおススメです。
なぜなら、
- 品質に信頼がおけるブランドだから
- 1mlや3mlのお試し用サイズがあるから
といった理由があるからです。
生活の木では、世界51カ国の農園からハーブ・精油などを直輸入し、アロマテラピー関連商品などの製造・販売を行っています。
信頼につながるポイントとしては、
- 内閣府認定の公益社団法人「AEAJ(日本アロマ環境協会)」認定の精油ブランド。
- 精油には品質保持期限の表示や、成分分析表の添付あり。
- 1990年から精油を販売開始し、現在全国に120の直営店あり。
などがあります。日本を代表する精油ブランドです。
そして一番嬉しいところが、1mlや3mlなどのお試し用サイズがあり、少量から低価格にて購入することができるところです!
公式通販サイトもありますが、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonの方が価格が安いケースが多く、さらにポイント還元率が高いため、お得です。
基本データ
学名 | Lavandula angustifolia |
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英名 | Lavender |
科名 | シソ科 |
種類 | 低木 |
別名 | 真正ラベンダー |
抽出部位 | 花と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | フランス、ブルガリア、イギリス、オーストラリア、日本など。 |
主な作用 | 抗うつ、血流促進、血圧降下、抗炎症、催渓 |
以上、「ラベンダーの効能」でした。参考になれば幸いです。