レモンに甘さを加えたような爽やかな香り♪
レモンバーベナは、南米を原産とするクマツヅラ科の落葉低木です。
葉にはレモンと同じ成分であるシトラールが含まれており、レモンのような香りがします。その為、肉や魚のにおい消しなどに使われています。
また、ヨーロッパではもともとフィンガーボールの水の香り付けにも使われており、現在では、ハーブティーとしても人気があります。
乾燥させた葉は香りが長く持つためポプリの材料として利用されています。
では、レモンバーベナの心体への効能をみていきましょう。
レモンバーベナの効果効能
心への効能
鎮静作用により、疲れた心に安らぎを与えてくれます。ストレスなどで精神的に疲れているときや、リラックスしたいときに役立つ精油です。
また、高揚作用もあり、心をリフレッシュする働きもあります。疲れた心を癒して、明るい気分にする製油です。
体への効能
消化促進作用により、吐き気を抑える効果があります。また、抗炎症作用により、呼吸器系の炎症に効果があり、花粉症対策にも有効です。
さらに、リンパの流れをよくする効果もあり、むくみの解消に役立ちます。
肌への効能
抗炎症作用、抗菌作用により、皮脂バランスを整えて、脂性肌やニキビなどに効果が期待できます。
また、含有成分のシトラールには抗ヒスタミン作用もあるとされており、痒みや湿疹にも効果が期待できます。
主な芳香成分
モノテルペン炭化水素類 | リモネン(10~20%) |
---|---|
アルデヒド類 | シトラール(15~35%) |
オキサイド類 | 1,8-シネオール(~10%) |
成分として、アルデヒド類のゲラにアールとネラールを含んでおり、抗菌、抗炎症、鎮痛作用があります。
注意事項
- 皮膚刺激がありますので、敏感肌の方は注意しましょう。
- 妊娠中の方は使用を避けましょう。
香りの特徴
香りのグループ | ハーブ系 |
---|---|
揮発度 | トップノート |
香りの強さ | 強い |
レモンバーベナと相性の良い精油
「相性の良い精油」については、アロマテラピーの専門書を数冊読んでみると分かりますが、人それぞれ感じ方や意見に違いがあります。
そこで、ここでは客観的に判断できるように、3冊の専門書を調べてまとめたものをご紹介させていただきます。
見方として、1冊の専門書で「〇〇の精油と相性がよい」と紹介されている場合は「1点」を、2冊で紹介されている場合は「2点」を、と点数をつけています。
点数が高ければ高いほど信頼性が高く「相性の良い精油」だと客観的に判断できます。
フローラル系 | |
---|---|
ハーブ系 | |
柑橘系 | |
オリエンタル系 |
|
樹脂系 |
|
レモンバーベナは、基本的にフローラル系とハーブ系の精油と相性がよく、特にフローラル系のゼラニウム、ハーブ系のマジョラム、そのほか樹脂系のエレミも相性がよいです。
おススメの使用方法
入浴、芳香浴、ヘアケア、トリートメント、スキンケアなど。
おススメの精油ブランドは?
精油ブランドは数多くありますが、初心者の方には「生活の木」がおススメです。
なぜなら、
- 品質に信頼がおけるブランドだから
- 1mlや3mlのお試し用サイズがあるから
といった理由があるからです。
生活の木では、世界51カ国の農園からハーブ・精油などを直輸入し、アロマテラピー関連商品などの製造・販売を行っています。
信頼につながるポイントとしては、
- 内閣府認定の公益社団法人「AEAJ(日本アロマ環境協会)」認定の精油ブランド。
- 精油には品質保持期限の表示や、成分分析表の添付あり。
- 1990年から精油を販売開始し、現在全国に120の直営店あり。
などがあります。日本を代表する精油ブランドです。
そして一番嬉しいところが、1mlや3mlなどのお試し用サイズがあり、少量から低価格にて購入することができるところです!
公式通販サイトもありますが、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonの方が価格が安いケースが多く、さらにポイント還元率が高いため、お得です。
基本データ
学名 | Lippia citriodora |
---|---|
英名 | Lemon verbena |
科名 | クマツヅラ科 |
種類 | 落葉低木 |
別名 | コウスイボク(香水木)、ボウシュウボク(防臭木) |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | フランス、モロッコなど。 |
以上、「レモンバーベナの効能」でした。参考になれば幸いです。