1.8-シネオールとは、精油に含まれる芳香成分の一つで、C15H18Oの分子構造を持つ、オキサイド類(酸化物類)に分類されます。
読み方は「イチハチ・シネオール」などと呼ばれています。
1.8-シネオールには、主に以下の作用があります。
- 去痰作用
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
- 抗炎症作用
- 免疫調整作用
これらの作用があることから、風邪やインフルエンザ、喉や鼻の不調、花粉症の改善など、呼吸器系のトラブルに対して有用だといわれています。
以下は、1.8-シネオールを含む精油をご紹介させていただきます。
成分の含有量が多い順に掲載しています。
精油名 | 含有量 |
---|---|
ユーカリ・グロブルス | 70~90% |
ユーカリ・ラディアータ | 60~70% |
タイムマストキナ | 60~70% |
カユプテ | 50~60% |
ローレル | 50~60% |
ラヴィンサラ | 50~60% |
ローズマリー・シネオール | 45~60% |
ニアウリ・シネオール | 45~55% |
カルダモン | 30~40% |
マートル | 20~30% |
ゲットウ | 10~20% |
アンジェリカルート | 10~15% |
ローズマリー・ベルベノン | 5~15% |
セージ | 5~10% |
バジル | 5~10% |
ペパーミント | 5~10% |
ラバンディン | 5~10% |
レモンバーベナ | ~10% |
ティートリー | ~5% |
以上、「1.8-シネオールを含む精油」でした。