ティートゥリー

シャープで清潔感のある香り。 花粉症対策に。

オーストラリアの先住民であるアボリジニが、この木の葉をお茶にして飲んでいたことから、ティー・トリー(Tea Tree)と名づけられました。

また、アボリジニは、傷や感染症を治す万能薬として利用していたといいます。

ティー・トリーは非常に生命力が強い木で、切り倒しても約2年後には再び栽培できるほど成長が早いです。

では、ティートリーの心体への効能をみていきましょう。

ティートリーの効果効能

心への効能

心への効果・効能
シャープで清潔感のある香りに、リフレッシュ効果があります。気持ちが沈んでいるときに気分転換で利用すると良いです。

また、香りが頭をスッキリとさせ、集中力や記憶力アップに役立ちます。

体への効能

体への効果・効能
抗菌、抗ウイルス作用があり、呼吸器系の不調や、風邪やインフルエンザなどの感染症、花粉症に効果があります。

また、免疫賦活作用があり、白血球を活性化する効果があります。

肌への効能

肌への効果・効能
優れた抗菌、抗真菌作用により、ニキビや傷、水虫に役立ちます。

また、抗炎症作用もあり、蜂やノミなどの虫刺されの治りを早くする効果があります。

主な芳香成分

モノテルペンアルコール類
  • テルピネン-4-オール(35~40%)
モノテルペン炭化水素類
  • α-テルピネン(5~10%)
  • γ-テルピネン(15~25%)
オキサイド類
  • 1,8-シネオール(~5%)

主要成分はモノテルペンアルコール類のテルピネン-4-オールで、抗ウイルス、抗菌、抗真菌、抗炎症作用などがあります。α-テルピネンや、γ-テルピネンにはうっ滞除去作用があります。

注意事項

  • 妊娠中は使用しないこと。
  • 皮膚に刺激を感じることがありますので、敏感肌の方はご注意ください。(皮膚・粘膜刺激特性のあるモノテルペン炭化水素類のα-テルピネンを含むため。)



香りの特徴

香りのグループ 樹木系
揮発度 トップノート
香りの強さ 強い
ブレンドファクター 3

ティートリーと相性の良い精油

相性の良い精油

「相性の良い精油」については、アロマテラピーの専門書を数冊読んでみると分かりますが、人それぞれ感じ方や意見に違いがあります。

そこで、ここでは客観的に判断できるように、5冊の専門書を調べてまとめたものをご紹介させていただきます。

見方として、1冊の専門書で「〇〇の精油と相性がよい」と紹介されている場合は「1点」を、2冊で紹介されている場合は「2点」を、と点数をつけています。

点数が高ければ高いほど信頼性が高く「相性の良い精油」だと客観的に判断できます。

では、見ていきましょう。

樹木系
柑橘系
ハーブ系
フローラル系

ティートリーはシャープで清涼感のある香りが特徴的。ブレンドするときは香りが似ている精油が相性がよいです。

樹木系ではユーカリやサイプレス、柑橘系ではレモンやオレンジスイート、ハーブ系ではローズマリーやペパーミント、その他、フローラル系のラベンダーも相性がよいです。

おススメの使用方法

入浴、芳香浴、ヘアケア、トリートメント、スキンケアなど。

購入の目安とポイント

10mlで1,800円~3,500円。

時間が経過すると抗菌作用が増すが、同時に肌への刺激も強くなるので、注意が必要です。

おススメの精油ブランドは?

精油ブランドは数多くありますが、初心者の方には「生活の木」がおススメです。

なぜなら、

  1. 品質に信頼がおけるブランドだから
  2. 1mlや3mlのお試し用サイズがあるから

といった理由があるからです。

生活の木では、世界51カ国の農園からハーブ・精油などを直輸入し、アロマテラピー関連商品などの製造・販売を行っています。
信頼につながるポイントとしては、

  • 内閣府認定の公益社団法人「AEAJ(日本アロマ環境協会)」認定の精油ブランド。
  • 精油には品質保持期限の表示や、成分分析表の添付あり。
  • 1990年から精油を販売開始し、現在全国に120の直営店あり。

などがあります。日本を代表する精油ブランドです。

そして一番嬉しいところが、1mlや3mlなどのお試し用サイズがあり、少量から低価格にて購入することができるところです!

公式通販サイトもありますが、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonの方が価格が安いケースが多く、さらにポイント還元率が高いため、お得です。

基本データ

学名 Melaleuca alternifolia
英名 Tea tree
科名 フトモモ科 メラルーカ属
種類 高木
別名
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 オーストラリアなど。

以上、「ティートリーの効能」でした。参考になれば幸いです。