αピネンとは、精油に含まれる芳香成分の一つで、C10H16の分子式を持つ、モノテルペン炭化水素類に分類されます。

αピネンには、主に以下の作用があります。

  • 森林浴効果
  • 強壮作用
  • 血行促進
  • うっ滞除去作用
  • 抗菌作用
  • 免疫向上作用

森の空気に含まれている成分で、樹木系の精油に多く含まれており、森林浴効果が期待できます。

以下は、αピネンを含む精油をご紹介させていただきます。
成分の含有量が多い順に掲載しています。

精油名 含有量
ヒノキ 50~60%
サイプレス 45~55%
パイン 25~50%
ジュニパーベリー 30~40%
マートル 30~40%
フランキンセンス 25~30%
アンジェリカルート 20~30%
ローズマリー・ベルベノン 20~30%
ユーカリ・グロブルス 10~20%
ローズマリー・シネオール 10~20%
キャロットシード 10~15%
ニアウリ・シネオール ~10%
ユーカリ・ラディアータ 2~5%
カモミール・ローマン ~5%
マンダリン ~3%
タイム・リナロール 微量
グレープフルーツ 微量

以上、「αピネンを含む精油」でした。